こんにちは、川端です。いつもありがとうございます。
会社や組織には、一般的に、定例会議があります。私たち職人の世界には、そういうものはあまりありません。職人は、現場作業が仕事なので、現場での段取りの打ち合わせや何か起こった時の反省及び改善の話し合いは、その都度しますが、定期的な会議を行う事はありません。
しかし、仕事に対する考え方の共有や問題解決方法の共有などのために、または、みんなが自由に意見を言い合っているうちに、そこから新たな改善策や、思いもよらないアイデアが生まれる。そんな目的で、定例会議をしています。
仕事にしろ、プライベートにしろ、問題というのは、必ず起こってきます。そして、多くの人は、そのややこしい問題の解決策、改善策を考えるのを先送りしてしまいがちです。そして、同じ失敗を繰り返します。
しかし、定期的に考える時間をつくり、問題を乗り越えていくことで、『問題をそのまま先送りにせず、解決して行こう』という習慣がつきます。仕事でその習慣が身につくと、プライベートでも、問題解決にも取り組むようになるでしょう。
仕事にプライベートの問題を持ち込まない。というのが基本ですが、人間ですから、やはり、気持ちが落ち込んだときは、動きが鈍くなることもあります。
逆に、プライベートで絶好調のときは、仕事もよくはかどるというのが、正直なところでしょう。
そういう意味では、職人も、プライベートの充実が必要であり、問題を先送りしない習慣が、大事になります。定例会議が仕事だけでなく、プライベートにも役に立つことを祈っています。
『会議なんて時間の無駄だ!』という声も聴きますが、とにかく、全員の心を同じ方向に向けるため、チームに社長の考え方、行動指針を浸透させるため、そして何よりも、お客様の満足のために、無駄ではない、有意義な楽しいミーティングになるよう、これからもやっていきます。
代表親方 川端 邦義